今年に入り、ワクチンを接種できない方、ワクチン未接種の方からの留学相談が非常に増えております。この記事では、2022年4月14日現在、ワクチン未接種でも実現が出来る、フランス留学について紹介いたします。

入国時のワクチン接種証明書の提示義務

現在、日本を含む多くの国で、入国時のワクチン接種証明書の提示が義務付けられています。
フランスでは入国時（フライト搭乗時）にワクチンの2回接種型ワクチン（ファイザー/コミナルティ、モデルナ、アストラゼネカ／バキスゼブリア／コビシールド）を2回接種後7日以上、または1回接種型ワクチン（ジョンソン＆ジョンソン）を接種後28日以上経過していることが証明できるワクチン接種証明を提示すれば、陰性証明書なしでフランスへの入国が可能となっています。
逆にワクチン接種証明書の提示ができなくても、陰性証明書があればフランスへの入国は可能です。

非ワクチン留学・無条件で入国 / 留学が出来るフランス

2022年4月から不要となったワクチンパスポートですが、2022年1月〜3月の間はワクチンパスポートなしではレストランやカフェ、美術館や国内線のフライト、電車への乗車もできないという非常に厳しい対策が取られていた時期もありました。しかし、フランスではこれまでも入国にあたってはワクチンの接種証明がないと入国できないというルールは設けられたことがなく、行動制限はあるものの当初から入国や留学はワクチンなしですることが可能でありました。

実際にいただいた、ご相談内容

『フランスはワクチン関係なく留学できると聞きました。可能ですか？』

⇒2022年4月以降、フランス国内でのワクチンパスポートの提示は一部の高齢者施設等を除いて不要になりました。
入国後のPCRテスト、自己隔離等もありません。

『ワクチンを受けないと決めています。ですが今のタイミングを逃すと就活に影響が。休学留学はできますか？』

⇒2022年4月現在、実現可能です。ワクチン未接種の方からも、休学留学に関するご相談いただいております。
実際に、今年の春出発の大学生、社会人の方も多くいらっしゃいました。
フランスの語学学校の授業も、ワクチン接種の有無にかかわらず基本対面で行われています。（*）

『ワクチン未接種で、現地で困ることはありますか？』

⇒コンサート等の大型イベントでは、主催者側の意向により新型コロナワクチン接種証明書の提示を求められるケースはございます。
ですが通常、日常生活で提示を求められる事は殆どありません。

『もし万が一、現地でワクチンを打つと判断した場合、フランスでも打てますか？』

⇒留学中、現地でワクチンの接収は可能です。
外国人・留学生でも問題ありません。

（*）もし万が一、クラスにコロナ陽性者が出た場合には、一時的にオンライン授業に切り替える等の対策を行っています。

ワクチン未接種、渡航時期はいつから？

前述の通り、2022年4月以降、フランスのコロナに関する入国規制はほぼ完全撤廃となっています。
ワクチン接種済み、未接種かに関わらず、渡航前、入国後の規制は2022年4月現在一切ありません。

そのため、既に現時点でコロナ前と同じ条件での渡航、留学が可能となったフランスは、イギリスなどと並んでワクチン接種の有無に関係なく、留学を実現することが可能な留学先となっています。

まとめ

ワクチンの接種については、厚生労働省の発表でも、「あくまでもご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。」とされています。

弊社のこの記事は、ワクチン未接種の方に、フランス留学を推奨することが目的ではありません。
現時点で新型コロナワクチンが未接種の方でも実現可能な留学先について情報としてご案内をさせていただきました。

また、フランスの隣国ドイツでは2022年10月からはワクチン接種3回を完了していない方の入国ができないなど厳しい対応をしていることや、フランスも3月まではワクチン接種をしないとカフェやレストラン、映画館への出入りや、国内線の電車やフライトに搭乗できないという比較的厳しいワクチンパスポート 制度を導入していました。

2022年4月からのワクチンパスポート解除については大統領選挙を見据えた一時的な対応という声も聞かれる中、大統領選挙が終わった今、新型コロナウィルスの状況次第では改めて3回接種ないしはワクチンパスポートの提示が義務化されるという可能性もあると思います。

アフィニティでは、ワクチン接種の有無に関わらず、お一人お一人のご希望、状況に合わせて無料オンラインZoom留学カウンセリングを行っております。

少しでもフランス留学にご興味をお持ちの方は、下記の『お問い合わせフォーム』より是非お気軽にお問い合わせください。