主なフランスのビザについて
この情報は2018年7月1日現在の在日フランス大使館および外務省のデータを参考にした日本国籍をお持ちの方への代表的な査証の紹介をいたします。
詳細は必ず在日フランス大使館ホームページをご参照いただき、ビザのご準備をするようにしてください。
日本国籍をお持ちの方の場合、180日の間で90日を超えない滞在であればビザの申請は不要です。90日を超える渡航の場合にはご自身の目的に合わせてフランス大使館にてビザの申請をしましょう。
フランスへの渡航をされる方が取得されるビザとしては
- 学生ビザ
- ワーキングホリデービザ
- ビジタービザ
の3つが多いようです。
※その他研修生ビザや研究者ビザなども渡航目的によって申請が可能です。
このページでは観光ビザ(申請不要)、学生ビザ、ワーホリビザ、そしてビジタービザの4つのビザの違いを紹介したいと思います。
学生ビザについて
学生ビザは文字通り学生という身分でフランスへ渡航をする方のためのビザとなります。基本的には週20時間以上現地の学校へ通学することを証明する必要がある点、キャンパスフランスへの入力手続きが必要である点が特徴です。フランスの場合学生ビザを取得する人は通常週20時間までアルバイトをすることが可能です。またフランスの健康保険への加入が認められたり、人によっては住宅補助(アロカシオン)の受給ができる権利がある点がポイントです。“VLS-TS ”Etudiant“と表記された長期学生ビザは現地で更新が可能です。
学生ビザの申請方法はこちらより→https://affinity-france.jp/france-ryugaku/visitor-visa/student-visa/
ワーキングホリデービザについて
ワーキングホリデービザは31歳未満の方であれば申請できるフレキシブルなビザ。現地では勉強、仕事、旅行1年間何をしてもよいという大変フレキシブルなビザです。ワーキングホリデービザはフランス現地での延長手続きができない点、健康保険やアロカシオンの受給資格がない点が学生ビザとの違いとなります。フルタイムでの仕事も可能ですし、学校への通学についても期間の制限等がありません。
ワーホリビザの申請方法はこちらより→https://affinity-france.jp/france-ryugaku/visitor-visa/student-visa/
ビジタービザについて
ビジタービザはさまざまな目的でフランスに滞在するために申請することができるビザで、退職後の余暇を楽しんだり、文化、芸術目的やディプロマや修了証書の取得が目的ではない個人的な目的での就学をされる方が申請します。ビジタービザは報酬を伴うすべての就労活動に従事することは認められていません。アロカシオン受給はできません。現地でのビザ延長手続きは可能ですが、状況によって、一時滞在長期ビザ(「DISPENSE DE CARTE DE SEJOUR」)が発給される場合があり、このビザは、記載された有効期限以上の滞在延長が認められません。
ビジタービザの申請方法はこちらより→https://affinity-france.jp/france-ryugaku/visitor-visa/visitor-visa/
アフィニティでは渡航目的や最終的な留学の目的によってお客様に合わせたビザの案内をいたします。無料カウンセリングをご利用いただきご自身に合ったビザの種類をご相談下さい。
期間・ビザ更新 | 年齢制限 | 学校 | アルバイト/就労 | 旅行 | 社会保障 | その他 | |
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観光ビザ(申請不要) | 日本国籍の方は90日までの滞在はビザ不要 | なし | ◎ | × | ◎ | × | ―現地でのビザ延長は不可能 ―シェンゲン圏滞在が180日の間で90日以内 |
学生ビザ | 最長1年、現地での延長可能 (学校登録期間と同じ期間の発給) | なし | ◎ 週20時間以上の登録必須 | △可能 週20時間まで* | ◎ ただし2週間以上のバカンスは△ | フランス政府からの家賃補助等申請可※2 現地健康保険の加入権利有※3 | ー現地で延長可能なビザを希望の場合には7か月以上の学校申し込み必須 ―キャンパスフランスへの登録が必要 ―渡航3か月前から申請可 |
ワーホリビザ | 最長で1年、現地での延長不可 | あり(30歳未満) | ◎ | ◎労働時間に制限なく可能 | ◎ | × | ー滞在中に語学学校に通うことも、仕事をすることも可 ー渡航3か月前から申請可 |
ビジタービザ | 最長1年、現地での延長可能※1 | なし | ◎ | × | ◎ | × | ―現地での生活費用として1年間で約250万以上の経済証明提出要 ―現地での仕事は一切× |
- ※1 状況によって、一時滞在長期ビザ(「DISPENSE DE CARTE DE SEJOUR」)が発給される場合がありこの場合は現地での延長はできません。
- ※2 借りる物件によっても条件が異なります。また近年審査が厳しく受給までに1年近く掛かることも。
- ※3 人によっては加入に数カ月かかることもあるようです。