フランス語学校の選び方

Ecole privée ou publique?
私立校と大学付属校の違いは?

大学付属の語学学校は、入学の申し込みに本人が行かなければならないことや、申し込みの日時が指定された年に数回のみであることが多いのが特徴です。私立の語学学校場合は、学校やコース、フランス語のレベルにもよりますが、毎週入学可能な学校が多く、申し込みも代理店や仲介エージェントを通してすることが可能です。

授業料に関しては、私立大学付属ともに授業の質、クラスの人数や学校の形態、また学校が地方にあるか、パリにあるかによって大きく異なります。少人数制になればなるほど授業料は高くなりますし、授業時間数が少ないほど授業料は安くなるのは当然です。

私立の語学学校でも、3カ月以上の学期制をとっている学校などでは公立よりむしろ学費が安いこともあります。また私立の語学学校の場合、住居手配サポートや、学校施設が充実していることが多く、フランスでの生活やフランス語になれていない人にも安心して勉強に集中できる環境があると言えるでしょう。

大学付属の語学学校か私立かを選択する際、何を重点に学習したいかを考慮することも大切です。もちろん学校によっても異なりますが、文法や文学的なフランス語を学びたいのでしたら大学付属の語学学校、会話や実践的なフランス語を学ぶのでしたら私立で学ぶ方が効率よく学べることが多いようです。それぞれの語学学校の強みを知り、自分の目的に合った語学学校を選びましょう。

#大学付属 PUBLIQUE私立 PRIVE
入学申し込み入学時期・夏季講座を除き、通常年に2-3回のみ(1月/9月)
・大学の指定する期日に大学へ本人が直接出向いて手続きをしないと入学することができない場合が多い
・学校やコースにもよるが大抵の場合、毎週入学が可能
・日本にある留学エージェントからの申し込みや代理人の申し込みが可能
授業の期間通常3~4カ月ごとの学期制(夏季講座を除く)1週間(個人授業なら1時間)から受講可能
授業料2350ユーロ / 3カ月(途中休暇が入るので実質2.5ヶ月)
(ソルボンヌ大学文明講座の場合)
学校にもよるが1900ユーロ程度〜 / 3カ月
住居手配ほとんどの学校で住宅手配サービスは無い。ほとんどの学校で、住居専門のスタッフが常駐しており住居手配(ホームステイ、ホテル、寮)を行っている
授業内容・文法中心 ・授業は先生が前に立ち、生徒は全員黒板を向くスタイルが多い ・フランス文学の本などを教材に使用することも・教師を囲むようコの字型の教室が多く、会話をしながら授業をすすめることが多い
・日常生活で使用するフランス語や、新聞、雑誌を教材として使うこともある
クラスの人数20〜30人5〜15人(最大人数を制限する学校がほとんど)
施設公立の施設やフランスの大学のものを共有できるところもある小さいながらも図書館やインターネットルーム、wifiを完備している学校が多く、学生用カフェテリアなどもある
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