【4月13日更新】新型コロナウィルスフランス渡航最新情報Q&A

新型コロナウィルスの影響で渡航が制限されていたフランスへの渡航について日本からの渡航に関して緩和措置がとられおり、またフランス国内でもワクチンパス の一時停止やマスク着用義務の解除など規制解除の動きが進んでいます。現時点で寄せられる多くの質問をまとめてみました。なおこちらの情報は2022年4月13日現在の情報となります。最新の情報に関してはご自身で必ず在日フランス大使館等でご確認いただけますようお願い申し上げます。

フランスへの渡航について

日本からフランスへの入国はできるのですか?

可能です。学生ビザを取得しての渡航やビザなしでの3ヶ月の短期渡航などが可能です。ただし渡航にあたっては下記で示す条件を満たす必要があります。

ビザについて

学生ビザ:発給中
ワーキングホリデービザ:発給停止中
ビジタービザ:発給停止中

学校の状況は?

現在ほとんどの学校で対面式授業が再開されています。一部授業がオンラインになっているところもあります。
気になる学校等ある場合にはお問い合わせください。

渡航条件は?

ワクチン接種済みの場合
・EU DIGITAL PASSENGER LOCATOR FORM https://app.euplf.eu/#/ への入力
・渡航にあたっての特別な理由:必要なし
・搭乗にあたっての検査の要否:必要なし
・到着にあたっての検査の有無:必要なし
・到着後に自主隔離の要否:なし
・グリーン国からのフランス入国時に提出する誓約書(Engagement sur l’honneur):必要なし
・到着時に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検出検査を受けることを認める宣誓書(Engagement sur l’honneur):必要なし

ワクチン未接種の場合
・EU DIGITAL PASSENGER LOCATOR FORM https://app.euplf.eu/#/ への入力
・渡航にあたっての特別な理由:必要なし
・搭乗にあたっての検査の要否:72時間以内のPCR検査または48時間以内の抗原検査の陰性証明、もしくは、罹患した際のPCR検査または抗原検査の11日以降6ヶ月以内の陽性証明が必要
・到着にあたっての検査の有無:必要
・到着後に自主隔離の要否:なし
・グリーン国からのフランス入国時に提出する誓約書(Engagement sur l’honneur):必要なし
・到着時に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検出検査を受けることを認める宣誓書(Engagement sur l’honneur):必要なし

■注意事項
・2回目の接種から2週間経過している必要あり(ファイザー、モデルナ、アストロゼネカ)
・1回目の接種から4週間経過している必要あり(ジョンソン&ジョンソン)

※上記の条件は日本からフランスへの渡航に限ります。日本以外からの渡航の場合は出国地の条件をご確認ください。

渡航時のPCR検査について

ワクチン接種済みの場合は不要です。ワクチン未接種の場合:72時間以内のPCR検査または48時間以内の抗原検査の陰性証明、もしくは、罹患した際のPCR検査または抗原検査の11日以降6ヶ月以内の陽性証明が必要

ワクチン接種済みと認定されるための要件

  • ヤンセンワクチンを1回接種後28日経過
  • ヨーロッパ医薬品庁(EMA)により承認されたその他のワクチン(ファイザー/コミナティ、モデルナ、アストラゼネカ/バキスゼブリア/コビシールド)を2回接種後7日経過
  • 世界保健機関(WHO)により承認され、EMAにより未承認のワクチンを必要な回数接種した方は、EMAにより承認されたmRNAワクチンを1回追加接種後7日経過

2022年2月1日以降、フランスへの入国を希望する18歳以上の方は、必要な接種を最後に受けてから遅くとも9カ月以内にmRNAワクチンの追加接種を受けなければなりません。

<指定機関>
なし

<陰性証明書形式>
指定なし

 いずれの場合でも、通常の渡航制限が適用されます(ビザ、滞在期間など)。

日本出発時出発日前までに必要なこと

  1. ワクチン接種証明書の取得;
    ・自治体に依頼して送ってもらう紙のもの (申請をして 10 日程かかる)
    もしくは
    ・デジタル庁が作成した接種証明書アプリ
    (マイナンバーカードが必要!)
    https://apps.apple.com/jp/app/id1593815264
  2. EU DIGITAL PASSENGER LOCATOR FORM への入力
    https://app.euplf.eu/#/
  3. 出国前 48 時間以内の PCR 検査の陰性証明
    ※ワクチンを 3 度接種していない方のみ必要。ただし 2 度目の接種から 9 か月経過していない
    方は不要

出発日に空港のチェックインカウンターで提示を求められる書類

  1. 航空券
  2. パスポート
  3. ワクチン接種証明書
  4. 48 時間以内の PCR 検査証明書(対象者は上記参照)
    ※ 出発便がフライトキャンセルになって翌日出発となった場合でも PCR 検査のやり直しは不要で、オリジナルフライトの 48 時間前の PCR 検査で OK
  5.  EU DIGITAL PASSENGER LOCATOR FORM(https://app.euplf.eu/#/)への登録

書類の提示がなければ、上陸が拒否され、退去させられます。

「オレンジ」「レッド」リスト国に関しては、ヨーロッパ・外務省ホームページ(フランス語英語)をご覧ください。

カウンセラーからのアドバイス

フランス側は日本からの日本人の入国について許可を出していますが、日本の外務省はフランスへの渡航をレベル3(渡航は止めてください、渡航中止勧告)としています。リスクをご理解いただいた上での渡航となります点、ご注意ください。

フランス到着後

フランス到着後の隔離について

ワクチンの接種の有無にかかわらず不要。
ただし今後日本国内での感染者数が増加し、グリーンゾーンからオレンジやレッドゾーンに指定された場合には現地での隔離が必要になります。
「オレンジ」「レッド」リスト国に関しては、ヨーロッパ・外務省ホームページ(フランス語英語)をご覧ください。

現地でのPCR検査

不要
参考:フランスでのPCR予約の取り方例

ワクチン接種について

5歳以上の人にワクチン接種が行われています(2021年12月9日現在)。
対象者は病院、診療所、居住地管轄の地域保健庁によるワクチン接種会場等で予約のうえ接種可能です。
ワクチン予約はこちらから可能です。登録にあたってはフランス国内での電話番号が必要になります。

Doctolib:https://www.doctolib.fr/vaccination-covid-19

よくある質問

日本人がフランスに到着する際自主隔離は必要ですか?

上記の欧州域外諸国(注)からフランスに入国する者に関しては、これまで必要とされていた国際移動適用除外証明書」及び「新型コロナウィルスの症状がない旨の宣誓書」の携行や14日間の自主隔離も不要となります。

カウンセラーからのアドバイス

フランス到着時には隔離は不要とされていますが、フランスから日本へ到着する際には自己隔離が必要となります。短期留学等でフランスへ行かれる方は日本に帰ってきてからの空港から自宅までの帰宅手段の確保や自己隔離が必要なことを考慮して渡航の計画を立ててください。

在日フランス大使館でのビザ申請は可能ですか?

新型コロナウィルス感染症によりビザ申請は2022年1月24日現在以下の種類に限定されています。

  • シェンゲンビザ(短期)日本に戻った後、在留カードの期限が6ヶ月以上ある方限定
  • 学生およびテスト生(長期)
  • 3カ月以上長期滞在仕事のため
  • 3カ月以上長期滞在同行家族
  • フランス再入国(Visa de retour)

上記の項目以外の申請は現在、受け付けていません。
※有効なビザはフランス入国を保証するものではありません。フランス入国の権限は国境警察のみにあります。
(参照:在日フランス大使館ホームページ)

ワーホリビザの申請は可能ですか?

ワーキングホリデービザの申請は上記項目に値しないため、受け付けていません。
(参照:在日フランス大使館ホームページ

キャンパスフランスの手続きについても同様ですか?

2021年7月2日より、Etudes en France手続きの面接は対面での実施となります。

  • ご自身の« Etudes en France »オンラインアカウントより面接予約をお取りください。
  • « Etudes en France » の手続きは、ビザ申請の際に全て完了している必要があります。在日フランス大使館ビザセクションでのビザ申請予約日までに、面接を含む全てのEtudes en Franceの手続きを完了していただける時間的余裕をもってビザ申請の予約をお取りください。オンラインフォーム提出から審査と処理に約二週間程度余裕をみていただく必要があります。(入力内容や添付書類に不備がある場合は、この限りではございませんので、ご注意ください。)
  • 渡仏予定日が近い方 : 現在、お手持ちの教育機関からの受け入れ許可書の開始日が2020年7月31日以前の方は、tokyo@campusfrance.org までご連絡ください。

ご来館いただく方へのお願いと衛生面に関するお知らせ
皆様にCampus Franceへ安心してご来館いただけるために、新型コロナウイルス感染症拡大予防の一環として次のようなお願いをご案内させていただきます。

  • 新型コロナウイルス感染症に類似する症状(37.5度以上の発熱、乾いた咳、強い疲労感、くしゃみ、息苦しさ, 消化器官の不調など)がある場合は、ご来館を取りやめてください。
  • ご来館の際は、必ずマスクを着用し、入り口にて手指のアルコール消毒を行うようにしてください。
  • ソーシャル・ディスタンスの確保にご留意ください:大使館職員及び他の来館者人との距離を少なくと1mほど確保してください。また、ペンなどの貸し出しは控えさせていただきますので、ご了承ください。

また、Campus Franceではご来館に際し、次のような対応をしております。

  • 人と人との距離を1m確保できるよう、机などを配置しています。
  • 飛沫防止アクリルパネルを設置しています。
  • アルコールジェルをご自由にお使いいただけます。
  • 訪問者の対応ごとに机などを消毒します。
  • 部屋の換気を強化します。
  • 共有スペースの清掃を定期的に行います。

注意 !
キャンパスフランスで提供できるマスクはございませんので、ご自身でご用意ください。マスクをお忘れの場合はご入館いただけません。あらかじめご了承ください。
何卒ご理解とご協力をお願いいたします。(参照:キャンパスフランスホームページ


学生ビザの申請方法はこちらより

https://affinity-france.jp/france-ryugaku/visitor-visa/student-visa/

カウンセラーからのアドバイス

新型コロナウィルス拡大の影響で日々渡航にあたってのルールが変更されています。出発直前まで在日フランス大使館や航空会社のサイト等で最新情報を入手するなどして渡航に備えるようにしましょう。特に2月15日以降2回目のワクチン接種から4ヶ月以上経過するとワクチンパスが無効になるため、現地での接種なども考えておくようにしましょう。フランスでのワクチン接種予約をご希望のメンバー様はカウンセラーまでお知らせください。