パリの老舗高級ホテルリッツの料理学校エコールリッツ・エスコフィエでお料理レッスン！

皆様こんにちは、アフィニティのレホアンです。

先週パリの老舗高級ホテル、ホテルリッツの地下にある料理学校「エコールリッツ・エスコフィエ」のお料理教室に参加してきたのでその模様を今日はお伝えしようと思います！

ホテルリッツは世界で最も高級なホテルの一つに数えられるであろう老舗の超高級ホテルでパリ1区のヴァンドーム広場にあります。

普段滅多に行くことがないこんな高級ホテルに入れるだけでちょっとテンションが上がります。

素敵なフロントロビーを通って案内されたのが地下にあるお料理学校「Ecole Ritz Escoffier（エコールリッツ・エスコフィエ」です。

教室からは窓ガラス越しにホテルの厨房で実際に働く料理人さんや、パティシエさんの様子が覗けるようにになっていて普段は見ることのできないホテルの裏側やホテルで働く人たちを見ることができます。この日使ったお料理コースの教室の窓からは三ツ星レストラン「エスパドン」の厨房を覗くことができ、先生からそのことが説明されると生徒さんたちからも「ワオ」と歓声が。

今回私が参加したのは「Le Goût du Ritz」という3時間のお料理レッスン（ちなみにレッスン料は270€です）。エコールリッツのシェフたちのお気に入りのレシピを3時間で習って自宅で再現してくださいねというコンセプトで開催されています。

この日のレシピは「セロリとリンゴのリゾット風と小鴨のロースト」。お料理の他にも3時間のスイーツコースもあります。

手を洗って教室に入ると、「お飲み物は何になさいますか？」と聞かれ参加者はお水やお茶、コーヒーやジュースなど好きな飲み物を飲みながら優雅な気分で授業がスタートします。

参加者は8人までの少人数制なのでアットホームな雰囲気で授業が進みます。この日はアメリカから参加している4人家族、フランス人の女性が2人と中国籍の生徒さん、そして日本からの私という構成でした。シェフがフランス語で説明するのをすぐに英語の通訳兼アシスタントさんが翻訳してくれるのでフランス語ができなくてももちろん大丈夫です。

シェフのデモンストレーションを見て、今度は私たちが作業をします。一人ひとりに作業場が設けられていてエプロンをつけて料理開始！（エプロンは終了後にお持ち帰りができます）。

隣の人と協力したり、他のメンバーたちと協力すること3時間！気がつけばあっという間に前菜とメインが完成です。

この日シェフが使った食材の中にはエリンギやしめじ、水菜などの日本の野菜が多く使われていてあまりこれらの野菜に馴染みのない生徒さんからはこのきのこはなんですか？という質問が出たり、シェフから「この野菜はなんという名前か知っている人〜？」とクイズも出されたりしました。

日本人の私は即答できるくらい簡単な質問でしたが、こんなにも日本の野菜を多用していることにびっくりしてシェフに尋ねると、「日本の野菜はまだフランスではあまり知られていないものも多く、使い方や味を知ったらとてもオリジナルなものができるから好きなんだ。」とのことで日本人の私にはそんなところもとても興味深く、また誇らしくもありました。

最後は作った料理を綺麗にボックスに盛り付けをして終了です。作った料理は持ち帰りができるのでホテルで食べるもよし、家に持ち帰って家族とシェアをしてもよし、嬉しいお土産ができました。

このお料理教室で使われている食材はホテルリッツの他のレストランなどでも使われている食材ということもあり、本当に上質な素材であることは料理をしている途中でもうかがい知ることができますが、実際に作った料理を食べたら、その素材の良さに本当に感動！もちろん料理のテクニックや味付けも素晴らしいのですが、それより何より素材の良さがすごくよくわかる出来栄えでした。