こんにちは、アフィニティ留学のフランス担当カウンセラー、レホアンです。
フランス留学が決まり、学校への授業料や滞在費のお支払いが近づいてくると、意外と多いのがこんなご相談です。
「海外送金って、まとめて1回で送ったほうがいいですか?」
「2回くらいに分けたほうが、為替的にはお得ですか?」
留学費用は決して小さな金額ではありません。
特にフランス留学の場合、授業料に加えて滞在費なども含めると、数千ユーロ単位になることも。そのため、「少しでもお得に送金したい!」と思うのは当然ですよね。
今回は、留学カウンセラーとして実際にお客様からよくいただく「海外送金を1回にするか、2回に分けるか」という疑問について、メリット・デメリットを整理してみます。
ちなみに分割払いは学校によって対応しているところとしていないところがあります。分割払いを対応しているのはほぼ大学附属学校が多く、私立の学校の場合は一括払いが一般的となっております。
海外送金は「1回」と「2回」、どちらがお得?
結論からいうと、
「絶対に1回が得」「2回に分けたほうがいい」とは一概には言えません。
ポイントになるのは、
- 海外送金の手数料
- 為替レート
- 学校の支払い条件
- 学校へ先払いする金額
- 万が一の場合のリスク
などです。
では、それぞれ見ていきましょう。
1回にまとめて海外送金するメリット
① 送金手数料を節約できる
まず、一番分かりやすいメリットです。
海外送金では、利用する銀行やサービスによって手数料がかかります。
例えば、1回の送金手数料が6,500円だとすると、
1回で送金 → 6,500円
2回に分けて送金 → 13,000円
となり、単純計算では6,500円の差になります。
「6,500円あれば、フランスでカフェに何回行けるかな……」なんて考えてしまいますよね。
留学費用をできるだけ抑えたい方にとっては、決して小さな金額ではありません。
※上記海外送金手数料は弊社を通しての送金を行う際の海外送金手数料です。
② 為替レートが良いタイミングなら、まとまった金額で差が出る
もう一つは為替です。
例えば、学校への支払いが6,000ユーロだったとしましょう。
仮に、
1ユーロ=190円
のときに送金する場合、
6,000ユーロ × 190円 = 1,140,000円
です。
では、もし為替が5円違って、
1ユーロ=185円
になったら?
6,000ユーロ × 185円 = 1,110,000円
その差は……
なんと30,000円!
つまり、6,000ユーロの支払いなら、1ユーロあたり5円の違いで3万円の差になります。
留学費用のようにまとまった金額を送る場合、「1ユーロ数円」の違いでも、最終的には意外と大きな金額になるんです。
でも、1回で全額送れば安心……とは限りません
ここからは、1回でまとめて送金する場合のデメリットについても考えてみましょう。
① その後、さらに円高になる可能性もある
為替レートは、私たちが思っている以上に動きます。
「今のレートなら悪くないかな」と思って送金した後に、
「あれ?さらに円高になっている……!」
ということも、もちろんあり得ます。
先ほどの6,000ユーロの例なら、1ユーロ5円の違いで3万円です。
「もう少し待っていれば3万円安くなったのに……」
となる可能性もあります。
一方で、逆に円安が進んで、
「あのとき送っておいてよかった!」
となることも。
つまり、為替については後から振り返ることはできても、将来の動きを確実に予測することはできません。
ここは海外送金を考えるうえで、悩むところです。
② 学校へ全額前払いすることのリスク
もう一つ、忘れてはいけないのが「先払いのリスク」です。
もちろん、フランス留学で学校が突然倒産するというのは頻繁にあることではありません。
ただ、海外では語学学校などの教育機関が閉鎖・経営破綻し、支払った授業料が十分に返金されないケースが実際にあります。
最近も海外の語学学校の閉鎖などがニュースになることがあり、
「学校に支払ったお金はどうなるの?」
と心配になる方もいらっしゃいます。
そのため
「必要な費用を最初にすべて支払うのか」
それとも、
「学校が認めているのであれば、何回かに分けて支払うのか」
という考え方もできます。
ただし、ここは学校によって大きく異なります。
特にフランスの場合、分割払いを認めている学校は、大学附属の語学学校など、比較的大規模な教育機関であるケースも多く、学校そのものの運営状況なども含めて判断する必要があります。
また考えたくはないですが、ビザが却下されるという可能性も…
万が一ビザ却下となる場合は学校からの返金作業が生じるため、支払いをした時よりもだいぶ不利なレートで返金されることも多々あり、一括で支払いしておかなければ…ということもあるかも知れません。
「分割払いできる=安全」「一括払い=危険」という単純な話ではありません。
学校ごとの支払い条件を確認することが大切です。
では、2回に分けて送金するメリットは?
2回に分ける最大のメリットは、為替変動のタイミングを分散できることです。
例えば、
- 3,000ユーロを今送金
- 残り3,000ユーロを後から送金
という方法なら、為替が一度に大きく動いた場合の影響をある程度分散できます。
もちろん、後の為替が必ず有利になるわけではありません。
円高になれば、
「分けてよかった!」
となるかもしれませんし、
円安になれば、
「最初に全部送っておけばよかった……」
となる可能性もあります。
そのため、2回に分ければ必ず得になるわけではありません。
「手数料」と「為替」、どちらを重視する?
ここが、海外送金を考えるときのポイントです。
例えば6,000ユーロを送る場合、
為替が5円違う → 30,000円の差
一方で、
2回に分ける → 送金手数料が約6,500円増える
とします。
そうすると、
「6,500円多く払ってでも、為替のタイミングを分散したい」
という考え方もできます。
反対に、
「為替がどう動くか分からないなら、手数料を余計に払わず1回で送ってしまいたい」
という考え方もあります。
どちらも間違いではありません。
留学カウンセラーとしてお伝えしたいこと
私たちが留学カウンセリングをしていると、
「結局、いつ送金するのが一番いいんですか?」
と聞かれることがあります。
でも、こればかりは「この日が正解です」とは言えません。
為替は、誰にも正確に予測できないからです。
もしそれがわかっていたら今頃億万長者になれていますよね…
だからこそ、
「絶対に一番お得なタイミングを狙う」
というより、
「自分が納得できる条件で送金する」
という考え方も大切だと思っています。
まとめ:自分に合った送金方法を選びましょう
海外送金を1回にするか、2回に分けるか。
それぞれにメリットとデメリットがあります。
1回で送金する場合
メリット
- 送金手数料を抑えられる
- 為替レートが良いタイミングなら、まとまった金額でメリットが出る
- 支払いを一度で済ませられる
デメリット
- その後さらに円高になる可能性もある
- 学校へ大きな金額を先払いすることになる
2回に分ける場合
メリット
- 為替変動のタイミングを分散できる
- 一度に大きな金額を支払うことへの不安を減らせる場合がある
デメリット
- 送金手数料がその分かかる
- 2回目の送金時に円安になる可能性もある
- 学校によっては分割払いができない
最終的には、学校の支払い条件やご自身の予算、為替への考え方などを踏まえて決めることをおすすめします。
「できるだけ費用を抑えたい」という気持ちももちろん大切ですが、留学準備では、安心して出発の日を迎えられることも同じくらい大切です。
アフィニティ留学では、フランス留学のお申込みから、学校・滞在先のお手配、ビザ申請、海外送金など、渡航前の準備についてもご相談いただけます。
「この場合は一括?分割?」など、学校ごとの支払い条件について気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
フランス留学は、準備することがたくさんあります。
だからこそ、分からないことは一つずつ、一緒に整理していきましょう。
皆さまが安心してフランスへ出発できるよう、私たちカウンセラーがサポートします。
