皆様こんにちは、アフィニティのレホアンです。
4月に入り、パリでは急に25度まで気温が上がったかと思えば、今日は小雪がちらつくなど目まぐるしく気温が変化しています。
この時期は温度差で体調を崩さないように注意する必要がありそうですね。
さて、今日は先週と今週開催したフランス現地からの最新コロナ・留学情報のセミナーの内容を少しブログでも紹介したいと思います。
下記情報は2021年4月3日時点での情報となります。最新の情報とは異なりますのでご注意ください。
フランスのコロナの状況
フランスではイギリスからの変異種などの影響もあり大体日本の10倍の感染者数・死者数が記録されています。ただワクチンの接種は徐々に進んでいて、現時点で850万人がワクチンの第1回接種を完了、300万人が第2回接種を完了し、主に高齢者にその効果が見え始めているといいます。
引き続きワクチンの購入を増やすと共に、ヨーロッパ内でのワクチン製造を進め、70歳以上は3月31日から、60歳以上は4月16日から、50歳以上は5月15日から、50歳未満は6月半ばから、順次ワクチン接種を可能にし、夏の終わりまでに18歳以上のすべての希望者の接種を終了するという計画で進んでいます。
フランス | 日本 | |
人口 | 6700万人 (日本の約半分) | 1億2650万人 |
感染確認者数 | 455万人 | 46万8000人 |
回復者数 | ——- | 7220万人 |
死亡者数 | 94,500(新規131) | 9,050(新規 29) |
フランス入国できるの?
フランスへの入国に関して、日本国籍をお持ちの方でフランスへの留学を希望される方は2021年4月3日時点で主に下記2つの方法での入国が可能です。
- 長期学生ビザを取得しての渡航
- 3ヶ月未満の観光ビザでの渡航(日本国籍の方・4月5日時点)
フランス入国の条件は?
- 日本からのフライト搭乗前72時間以内のPCR(鼻咽頭ぬぐい方式)陰性証明(英語でOK)の提出
- 到着後7日間の自主隔離および隔離終了時のPCR検査同意書の提出
上記に加えて現在フランス全土で外出制限措置が行われているので外出許可証が必要ですし、19時〜6時の間は外出禁止令も出ていますので、さらに多くの書類が必要となります。
ちなみにJALの場合、PCRの陰性証明意外の書類は空港や機内でもらうことができました。。
ロックダウン下の町の状況は?
*4月3日(日)午前0時から5月2日(日)までフランス全国(海外県を除く)で全日・毎日の外出制限を実施されています。5月19日より徐々に解除。
- 夜7時〜朝6時の夜間外出禁止
- 生活必需品を除くすべての店舗・施設を閉鎖
- テレワークを徹底
- やむを得ない理由がない限り地方間の移動禁止
- 自宅から10km圏内の外出は外出証明不要で時間無制限。10km圏外に移動する際は外出証明必須
上記のようなロックダウン下ではありますが街中は比較的いつもと変わらぬ光景が広がってい流のも事実…
天気が良い日にはランニングやピクニックを楽しむ人で溢れています。今回のロックダウンの場合、自宅から10km以内は身分証(住所記載のあるもの)のみでの移動可能なので、昨年のロックダウン時よりも外に人が出ている印象があります。
生活必需品(本・音楽含む)を除くすべての店舗・施設は閉鎖
食料品(生鮮、冷凍)、新聞、雑誌タバコ、電子タバコ、文房具、日曜大工用品、金物、建材、乳児、育児製品 ガソリン チョコレート、カカオ、キャンディー類 薬局、医療器具 楽器の修理、メンテなど 眼鏡店 屋外マルシェ IT、通信機器 ペット用品、エサ コインランドリー、クリーニング 園芸品、植木、切り花 自動車、農業機械などの販売はアポ制 不動産の見学 靴修繕などの営業は可。
語学学校の授業はどうなってるの?
このコロナ禍での対応は学校によって様々です。3月末に弊社が行ったアンケートによると実にフランスにある私立の語学学校のうち80%の学校で一部または全ての授業を対面式で行っていることもわかっています。
通常通りの対面授業を実施している学校
Eurocentres(パリ)、Tours Langues(トゥール)、Accent Français(モンペリエ)、LSF(モンペリエ)、International house(ニース)、Alpadia(リヨン)etc…
感染リスクを減らすため対面式授業の日とオンラインの授業の日をミックス
オンラインでの授業が難しい入門・初級レベルのみ対面式の授業、その他のレベルはオンライン授業
上記のように学校によって色々と工夫をしながら授業を行っているようです。
もちろんいくつかの学校ではオンラインのみの授業や全く授業を開講していない学校もありますので、詳細はお問い合わせください。
コロナ禍で留学する際の注意点は?
- 絶対はありません。フレキシブルな対応が必要です!→急なルール変更、急な渡航中止、延期の可能性も含めた計画と心持ちが大切です。
- 通常の留学時期とは異なるルール、留学様式が求められることも。
コロナ禍で留学するメリット?!
ちょっと無理やり感もありますが、実際にコロナ禍で留学している生徒さんに聞いてみたところ、意外とコロナ禍での留学にもメリットがありましたので紹介したいと思います。
- エピソードとしてこの時期に海外にいることの希少性。帰国して就職活動の面接の際に話したら驚かれたのと同時にインパクトが大きかった。
- こんな時だからこそ、生まれる連帯感や助け合いの精神で普段は仲良くならない人と仲良くなることも。とくにホームステイ先のファミリーさんとはこの時期だからこそ、すごく話をする機会が多く、会話の練習をたくさんすることができた。学校へ行っていたり、通常の生活をしていたらこんなに多くの時間を共有できていなかったと思う。
- クラスの人数が少なめでよかった。
- オンライン授業のメリットとして、時間もうまく使えて自分的にはすごくあっている。
- フライトも空いています!
いかがでしたでしょうか。アフィニティでは現地情報も逐次アップデートしつつ、コロナ禍での留学も安心してしていただけるようお手伝いを承っております。
フランスへの留学をご検討中の方、是非お気軽にご相談くださいね。