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フランス語学校にどのくらいの期間通えばいいですか?

フランス語学校にどのくらいの期間通えばいいですか?

皆様こんにちは、アフィニティのレホアンです。今日はよくフランスワーホリのカウンセリングの際に皆様から聞かれる質問にお答えしたいと思います。

「フランス語学校にどのくらいの期間通えばいいですか?」

おすすめの語学学校と同様、個人差がありますし目的によっても異なるのでみなさんに同じ回答はなかなかするのが難しいのですが、フランスのワーキングホリデーの仕組みを紹介した後、通学期間に応じたレベルについてなどを紹介したいと思います。

学生ビザの方の通学期間は?

フランスへ学生ビザを取得して渡航希望の方については、基本的に「学校への登録期間=ビザの期間」とお考えください。

語学学校への通学期間が24週間でしたらビザも6ヶ月ー7ヶ月のものが発給されますし、48週間の通学の場合には1年のビザが発給される可能性が高いでしょう。

注意点としては24週間未満の学校登録期間の場合、現地での延長やアルバイト等ができないタイプの学生ビザが発給されることがありますので、もし現地でのビザ延長やアルバイトを考えている人については少し注意が必要です*。

*ビザの種類や発給期間にいついてはフランス大使館のビザセクションのスタッフが個別に判断します。こちらの情報はあくまでも一般例としてご覧ください。

フランスのワーキングホリデービザで学校に通学できる期間は?

ワーホリ中に語学学校に通える期間は、実はワーホリする国によっては制限があります。例えばオーストラリアでは4か月以内、ニュージーランドやカナダ、デンマークなどは6ヶ月以内と制限があるそうです。

フランスの場合はワーホリ期間に学校に通える期間の制限は特にありませんので、学校へは通学しなくてもよし、1年間ずっと通っても良しという感じです。

フランスへワーホリ渡航される人はどのくらいの期間学校へ通っている?

弊社でお手伝いさせていただくワーホリ渡航のお客様の場合、12週間〜16週間程度フランスで語学学校に通学をされる方が半数以上を占めています。

逆に24週間以上学校へ通学される方で年齢が29歳未満の方でしたら、まずは学生ビザでの渡航をして一度日本に帰国後にワーホリビザを取得して再渡航をしていただく方がしっかりとフランス語をマスターしていただいた状態でのフランスワーホリが実現できるので、24週間以上学校への通学をされる方には学生ビザも併せてご検討いただくことをお勧めしています。

自分の目標から通学期間を算出する方法CEFRLから見ると…

ヨーロッパ言語共通参照枠(CECRL)欧州評議会の外国語共通参照レベル 、ヨーロッパ言語共通参照枠(CECRL)をご存知ですか? この表を参考にするとどのくらいの授業を受講すれば、どの程度のレベルに到達できるのかが一目でわかりますので、自分が到達したいレベルから授業を受講する時間を算出すると良いですね。

この表から、ワーホリで渡航する人が受講する12週間から16週間程度の時間数に当てはまるレベルを見ていくとだいたいA2レベルの終了前ということになりますが、現地でフランス語を使って仕事をするにはちょっと心許ないレベル…かもしれません。

レベル
授業受講時間/週数*
A1
日常生活の具体的なできごとや自分の意思を伝え、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しを、理解し、用いることができる。自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合いか、また、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりできる。相手の協力があり、ゆっくり、はっきりとした会話であれば、簡単なやり取りをすることができる。
120時間/8週間
A2
ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接関係がある領域に関する、よく使われる文や表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。自分の背景や身の回りの状況や、必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。
300時間/20週間
B1
仕事、学校、娯楽で普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主要点を理解できる。その言葉が話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近で個人的にも関心のある話題について、短かく、脈絡のある文を作ることができる。経験、出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短かく述べることができる。
540時間/36週間
B2
自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑な文の主要な内容を理解できる。お互いに緊張しないで母語話者とやり取りができるくらい流暢かつ自然に会話できる。かなり広汎な範囲の話題について、明確で詳細な文を作ることができ、さまざまな選択肢について長所や短所を示しながら自己の視点を説明できる。
780時間/52週間
C1
いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文を理解することができ、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会的、学問的、職業上の目的に応じた、柔軟な、しかも効果的な言葉遣いができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文を作ることができる。その際、文を構成する字句や接続表現、結束表現の用法をマスターしていることがうかがえる。
860時間/57-58週間
C2
聞いたり、読んだりしたほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構成できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができ、非常に複雑な状況でも細かい意味の違い、区別を表現できる
860時間以上〜

*週15時間の授業を受講した場合の週数

フランスで仕事ができるくらいのフランス語力はB1レベル〜

よくフランス現地で仕事をするのに必要なフランス語レベルはB1レベル以上ということが言われます。では上記の表からB1レベルの授業受講週を見ると36週間!約9ヶ月間学校へ通わなければならない計算に…。

これではせっかく1年のワーホリビザを取得しても仕事がほとんどできずに終わってしまう…と思った方、ご安心ください。この表CECRLはあくまでフランス語の経験が0の人を指標にしていますので、例えば日本の大学でフランス語の授業を受講していた方や、フランス語のスクールなどでレッスンを受講した人についてはそもそものスタート地点がグンと上がります。

日本でA1くらいまでのレベルを習得できていらっしゃる方でしたら半年程度でB1レベルの語学習得が可能ですし、A2レベルをお持ちでしたら3ヶ月程度でもB1レベルの取得ができそうです。加えてこれは仕事の業種によっても違いますし、例えば手に職を持っていらっしゃる方などの場合、B1レベルのフランス語がなくとも仕事が見つかっていらっしゃる方も多くいます。

また仕事をするのがパリか地方かによっても、仕事探しのハードルがかなり違います。オーナーさんがフランス人で労働契約や面接もフランス語で…となってくるとやはりB1レベルのフランス語が必要になってきそうですが、パリのアルバイトでしたら日本語で面接が可能なお店も結構たくさんあり、そんな時はA1やA2レベルのフランス語でも仕事が見つかった!という方もいらっしゃいます。

日本でのフランス語学習の必要性

ちなみに日本でのフランス語学習については、カウンセリングの際にも皆様にお伝えをしていますが、本当にやっておくことをお勧めします。なぜならフランスでフランス語の学校に通う=フランス語でフランス語を習うことになるからです。当たり前ですが、意外と忘れがちです。

これが本当に大変です。書くのも言うのも簡単だし、大変だろうなっていうことは想像ができるかもしれませんが、本当に大変です。なぜなら英語と違ってフランス語は小学校でも中学校でも高校でもほとんどの方が全く習ったことがない言語だからです。

英語はみなさん中学校や高校で一通りの基礎を習うので、例え流暢に話せなかったとしても、文法や単語の基礎は頭に入っていますよね。アルファベットのAからZまで言える、数字の1〜10までを数える、これはペンですという文章を作れる…etc。フランス語で同じことができるかと言われるとフランス語未経験の方はできません…。この差が英語とフランス語にはあるので、英語圏へワーホリへ行かれた方のお話を聞いて語学学校は現地で通えばなんとかなるか!と考えていらっしゃる方も少なくありませんが、決してそんなことはないので、しっかり日本で基礎は身につけてきていただくことを強くお勧めします。

日本でおすすめのフランス語学校は?

アテネフランセ(東京/水道橋)

レグザゴン(東京/明治神宮前)

Salon du muget(名古屋・オンラインレッスン)

最後に

学校への通学期間は現在のフランス語レベルや、到達したいフランス語レベル、そして渡航の目的やご予算によっても個人差が出てきます。アフィニティではカウンセリングによってお客様お一人に合った留学期間のご案内や学校のご案内を行っております。お気軽に無料カウンセリングをご利用くださいね。

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