2020年9月にコロナ禍でニースへの渡航をなされましたね!コロナ禍での渡航は大変でしたか?
そうですね。大変でした。せっかくフランスに来たのに1日1時間しか外出できないとか、ジムや美術館に行けないとか、コロナがなければもっと多くの人と出会ってフランスのことを知ることができるのにな…という気持ちになって落ち込んだこともあります。学校も半分くらいはリモートになってしまってすごく残念な思いをしました。
ただ逆にコロナがあったからこそのメリットもありました。例えばファミリーさんも僕も家で過ごす時間が増えたことで、かなり濃厚な時間をファミリーさんと一緒に過ごすことはできました。ファミリーさんたちと一緒にゲームをしたり、一緒に旅行にも行けましたし、ファミリーさんの親戚や友人を紹介してもらって、フランス人の知り合いのコネクションがホストファミリーさん経由でたくさんできたりしました。きっとコロナがなければこんなにファミリーさんと一緒に過ごすことはなかったと思いますし絆のようなものもコロナがあったからこそすごく強くなりましたね。もちろん必然的にファミリーさんとの会話はフランス語になるので、フランス語の勉強にも役立ったと思います。質の良いファミリーさんの手配をしてもらえたこともよかったです。
アフィニティ手配ホームステイ
それから、現地での友人作りについても同じで、コロナ禍で学校へ行ける期間が限られていたので、友達を作れるタイミングがあったら絶対に友達になってやろうという気持ちで常にいたから学校のクラスメイトとはすぐに仲良くなりました!中国人、コロンビア人、アメリカ人などいろいろな国のクラスメイトとすぐに打ち解けて友達になろう!!っていうスタンスでいたのでとてもすんなりと友達関係になることができました。コロナがなければそこまでガツガツ行けていなかったと思うので、これもコロナのおかげといけばコロナのおかげかもしれません。
今回DELF B2を合格されたとのこと、おめでとうございます!
はい、フランスでの半年間の滞在でDELF B1まで合格をして帰国をしました。その後日本でもネイティブフランス人とのオンラインレッスンを続けていて、DELFのB2も合格できました!フランスの現地生活でオーラルがとても鍛えられていたせいもあってオーラルとかは比較的問題がなかったのですが、一番苦手だったのはライティング(production écrite)。フランスから帰国してからも頑張って勉強をつづけた甲斐がありました。今年の9月からカナダの大学に進学するので、その際にも公用語の1つであるフランス語が話せるということはやっぱりメリットになると思うので合格できてよかったです。
留学中辛かったこととか大変だったことがあった時、どうやって気分転換をしましたか?
僕の場合、ホストファミリーさんのお宅にいた猫、ヴィジーが癒しでした。動物が大好きだったのでファミリーさんの家に猫がいると知ってすごく楽しみにしていたのですが、僕にもすごくなついてくれて、悲しいこととか辛いことがあったりすると猫を撫でたりしているとすごく癒されましたね。
あとは音楽を聴きながら外を歩くこともよかったと思います。ホームステイ先のおうちからも海が見えて気持ち良かったですが、外から眺めるニースの海とか山とかお城とか、ちょっと気分転換をすることでだいぶ気持ちが落ち着きました。語学が思ったよりも伸びないとか、コロナで外出できないとかいろいろストレスもありましたが、なんとか乗り切れました。
あとはホームステイのファミリーさんがたまにアペイティフ目的でお
今年の秋からはカナダの大学へ進学をされるのですね!
はい!ニュー・ブランズウィック州というところにある大学へ進学してBiochemistry(生化学)の勉強をする予定です。高校生の頃からこういう分野に興味があったので楽しみです。カナダは多言語国家で英語だけでなくてフランス語も公用語ですし、大学でもフランス語ができることで可能性もいろいろ広がるかなと思っています。
語学学校:Azurlingua