こんにちは、アフィニティフランス留学のレホアンです。
フランスは9月が新学期ということもあり、現在は多くの学生が渡航準備を進める“留学ラッシュ”の時期です。しかし、7月14日の革命記念日を境に、フランスでは多くの学校や住宅機関がバカンスに入ります。その影響で、ビザ申請直前に担当者と連絡が取れず手続きが進まないケースも出てきます。
そうならないためにも、早め早めの準備が重要です。
今回は、学生ビザ・ワーキングホリデービザのどちらでも必要になる「英文残高証明書」の取得方法について解説していきます。
フランスビザに必要な英文残高証明書とは?
ワーキングホリデービザで求められる条件は以下の通りです:
- 申請者名義の銀行口座で、3,100ユーロ相当額以上の残高があること(日本円でも可)
- 発行日は申請日から1ヶ月以内
- 記載言語は英語またはフランス語
- 原本での提出
学生ビザもほぼ同様の要件となります。
数ヶ月間のお金の動きが見えるように通帳の提出が必要な国とは違い、フランスの学生ビザやワーホリ場合は基本的には残高証明書の提出でOKです。
ただしビジタービザや人によっては別途追加で通帳コピー等が求められることもございます。
英文残高証明書の取得に必要な持ち物(共通)
必要なもの | 内容・備考 |
---|---|
本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど |
通帳またはキャッシュカード | 対象口座の確認のため |
届出印(必要な場合) | ゆうちょ銀行などでは必要になる場合あり |
申請用紙 | 店頭で記入。「証明日付」「通貨(円またはユーロ)」「記載項目の有無」など |
手数料 | 現金または口座引落(銀行によって異なる) |
三大銀行での英文残高証明書の取得比較
銀行名 | 英文手数料(税込) | 発行手段 | 所要日数 | 受け取り方法 |
三菱UFJ銀行 | アプリ:550円窓口:770円 | アプリ(PDF/郵送)、窓口(原本) | PDF:即日郵送:1週間〜10日 | 店頭または郵送 |
三井住友銀行 | 約1,100円 | 窓口/インターネットバンキング | 約1週間〜10日 | 店頭または郵送 |
ゆうちょ銀行 | 約1,100円 | 店頭(個別/定期発行) | 即日〜翌営業日(振替口座は数日) | 店頭または郵送 |
※2025年7月時点の情報。詳細は各銀行へ直接ご確認ください。
各銀行の特徴まとめ
🔹 三菱UFJ銀行
- アプリ「かんたん手続」利用でPDFを即日取得可能(550円)
- 原本が必要な場合は店頭申請(770円)
🔹 三井住友銀行
- 店頭申請のほか、法人顧客向けにはネットバンキング対応
- 英文証明の記載内容(通貨、氏名、住所など)を指定可能
🔹 ゆうちょ銀行
- 「個別発行」がおすすめ(即日〜翌営業日対応)
- 届出印+通帳+本人確認書類が必要
申請時の注意点
- 発行日はビザ申請日から30日以内であることが必須
- 通貨はユーロ換算または円建てどちらでも可
- 原本での提出が必要
- 郵送受取希望の場合は現住所の確認を忘れずに(証明書に住所記載はなくても可)
まとめ:フランスビザ申請の英文残高証明書は余裕を持って取得を
残高証明書は、ビザ申請の中でも見落としがちな書類ですが、非常に重要です。特にフランスではバカンス期間に入ると手続きの遅延が発生しやすいため、遅くとも申請の2週間前には取得を完了させておきましょう。
ポイントまとめ
- スピード重視:ゆうちょ銀行(総合口座・個別発行なら即日)
- 費用を抑えたい:三菱UFJのアプリ発行(PDF、550円)※ただしビザ用は原本推奨
- 柔軟性とサポート:三井住友銀行はネットバンキングにも対応
いずれの銀行も、本人確認書類・通帳やキャッシュカード・印鑑(必要な場合)・手数料が必要です。ビザ申請日から30日以内に発行された証明書を用意しましょう。
アフィニティフランス留学では、学生ビザ・ワーホリビザの取得に向けたカウンセリング・書類作成のサポートを行っております。お気軽にご相談ください!