退職後観光ビザで 3週間のパリ短期留学

年齢を気にする機会はほとんどありませんでした。

66歳でのフランス留学。日本で回りの人にフランスへ留学をすることを言うと、「無理だろう」「気は確かなのか?」なんて言われましたが、実際にパリへきてみると、年齢を気にする機会は全然ありませんでした。大人な国ですから、先生も生徒も年齢は関係ありません。むしろ大人を歓迎してくれる国でしたらから年齢を意識する機会ってほとんどなかったですね~。逆にとても居心地が良かったです。これは新しい発見でした。
クラスで一緒になったベトナム人や韓国人の生徒さん達も、気さくに話しかけてくれて、日本にいて同じ体験をしていたらきっと年齢を気にする場面がたくさんあったと思います。

ホームステイ先のマダムとの思い出

とっても優しいファミリーさんで本当に良かったです。マダムはチワワを6匹!も飼っていて、妹さんと弟さんも一緒に暮らしていました。弟さんや妹さんはフランス語しか話せないので、コミュニケーションに苦労する部分もありましたが、「私たちだって日本語が話せないんだから、フランス語が話せないって気にすることはない」と言ってくださったり優しく受けれいて下さりました。

マダムはメトロの乗り方を教えてくれたり、学校までの行き方を丁寧に教えて下さったり、マルシェにも一緒に連れて行ってくださり、本当に良くしていただきました。立地も高級住宅街で学校の先生に住所を言ったらびっくりされました。

耳がなかなか慣れなかったフランス語

日本にいる間から語学学校に通ってフランス語の基本的な会話ができるように備えてきたつもりでしたが、やっぱり生のフランス語を耳からだけ聞くのはすごく大変なことだと思いました。紙などに書いてもらうと理解できるのですが、スラスラ~と言われるだけではなかなか意味がつかめないことも多かったですね。耳がなれるまでには相当時間がかかりそうです。エルフェではグループレッスンの授業を取っていたのですが私にはあまり授業スタイルが合わず途中でプライベートのレッスンに変更をしてもらいました。これもよい経験でした。

フランス人は優しかったですか?

タクシーのドライバー、学校の先生、メトロでたまたま知り合った人…たくさんのフランス人の方たちと話をしました。僕はなんでもコミュニケーションを取ることが大切だと思っているので、とりあえず話しかけました。空手をやっているんだ、というとタクシーのドライバーが喜んで話が盛り上がったり、すごく親切に道を教えてくれた見ず知らずのフランス人、みなさん会話をしなければ普通の人で終わっていたかもしれませんが、こちらから話しかけることで、心を開いて会話をしてくれたり、人間味を感じることができました。

アフィニティを利用してよかった点

まさか自分がパリで病院へ行くことになるとは思っていませんでした。ちょっとしたハプニングから目にケガをしてしまい、病院へ行くことになり、病院の予約やどこの病院へ行けばいいのかをお尋ねできたり、渡航前からフランス語の学校を案内してもらえたので、こうしてマダムともコミュニケーションが取れています。語学学校も最初にものすごい高いレベルのクラスへ振り分けられてしまい、レホアンさんに相談をして変更してもらいましたが、アフィニティから学校へ連絡をしてもらったので、やり取りもスムーズでしたし、個人できていた学生さんではできない特別処置などもしてもらえました。

これから留学を希望する人へメッセージ

一歩踏み出さないことには何事も始まりません。自分が体験してみないとわからないことってたくさんあるんだな、ということが今回の留学でたくさんありました。本当に多くの新しい体験をしました。一歩前に踏み出す勇気、自分がやってみたかったことを実現する行動力は大切です。

留学を終えての感想

フランスに来ていろいろな発見をしました。省エネの精神だったり物を大切にするということだったり、「ありがとう」「ごめんなさい」という普通の挨拶ですが本当にみなが口に出して言うことの大切さを改めて感じました。逆に正しいことは正しい、間違っていること、違うことは違う。OuiはOui、NonはNonと日本人のように曖昧なままにするということがないというのもフランス人の特徴ですね。よい経験をしました。パリ留学行って良かったです!