地下鉄 – Metro

パリの地下鉄、バス、高速地下鉄のチケットは最初の利用時から、1時間半有効となっています。同じチケットで乗り換えをすることができるのは、メトロ（RER）→メトロ（RER）、バス→バス、トラム→トラム、バス→トラム、トラム→バスとなっており、例えばメトロ→バスなどの乗り換えの際は新しいチケットを購入する必要があります。

乗車運賃は区間によって変動します。パリ市内はゾーン１、それ以降郊外に離れるにつれて区間は波紋状に広がっていきます。日本の様に乗り越し精算ができないので、パリ郊外まで移動の際は必ず目的地までのチケットを買わなくてはいけません。
定期的に検札官の検査が入るので、地下鉄の乗車券は必ず降車時まで紛失しないように気を付けてください。
パリの地下鉄の定期券は、どなたでも購入することが出来ます。

パリの地下鉄やバス、トラムを運営するRATPは2022年3月で紙のチケット販売を終了することを発表しました。

旅行者がカルネ（10枚綴りの回数券）を買いたい場合は、非接触型カード「ナヴィゴ・イージー Navigo Easy」を使いましょう。窓口でカード（2€）を購入し、券売機でカルネをチャージします。証明写真不要・10年間有効。

ナヴィゴ・イージー Navigo Easyとは？

チケットやカルネ（10枚または20枚）をチャージして使うためのICカード。これまで旅行者が使える非接触型カードは下のNavigo Découverteのみで、月曜から日曜までの1週間単位でしか購入できなかったが、このNavigo Easyは、個別のチケット、カルネ（10枚か20枚で選べる）、オルリーバスとロワシーバスのチケット、Navigo1日乗り放題パスを自動販売機でチャージして使える。
メトロで行けるすべての駅、バスとトラムの全線、パリ市内のRER、モンマルトルのケーブルカーで使えます。証明写真不要。10年間有効でパリ旅行のたびに持参すればチャージして使うことができ、余った分は次回の旅行で使える。
・窓口で2€でカードを購入し、自動販売機でチャージする（窓口ではクレジットカード払いのみ）。
または
・自動販売機で「Bon pour navigo easy」を選んで2€を支払い、出てきたチケットを窓口でカードと交換してもらい、チャージしてもらう、または自動販売機でチャージする。

RATPのアプリ（Bonjour RATP：Google Play / App Store）を使って直接スマホで改札を通る方法もありますが、これは現在、一部のスマホでのみ使えます。

地下鉄、バス、RER路線図（外部サイト；パリ交通公団［RATP］サイト）
https://www.ratp.fr/planswww.ratp.fr/plan-interactif

乗車券および定期券について（RATPサイト）
https://www.ratp.fr/titres-et-tarifs/forfaits-navigo-mois-et-semaine

旅行者向けパスParis Visite（RATPサイト、日本語）
www.ratp.fr/ja/ratp/c_21894/paris-visite

料金 – Tarif

Navigo Easy代：2€
乗車券（パリ市内メトロ、RER、バス、トラム）
1回：1.90ユーロ
10回（カルネ）：14.90ユーロ

定期券料金表（パリ発着） – Le prix de la carte orange par zone

2015年9月よりイル・ド・フランス全ゾーン対応の全ゾーン制に変更となり、ゾーンに関係なく定期料金が統一されています。

上記いずれかの定期券を購入していれば、ディズニーランドパリやシャルルドゴール空港、ベルサイユ宮殿までも差額の支払いなしで移動ができます。

(2018年12月15日改定）