パリの語学学校レトワール 2023年新プログラム

皆様こんにちは、アフィニティのレホアンです。

今日はフランスパリにある語学学校レトワール の校長ジョエルさんと、
学校スタッフのステファンさんがアフィニティの東京オフィスに来てくださりました。
普段はパリのオフィスでお会いしているので、なんだか東京でお会いするのは変な感じー!と3人で笑ってしまいました。

さて、レトワール、7区のボンマルシェ近くにある素敵な学校で、語学学校としての歴史は30年以上という老舗の学校です。

日本人の生徒さんも多いですがアメリカや韓国の生徒さんなども多くて、生徒さんの国籍バランスが良い感じです。一番多いのはヨーロッパの生徒さんで36%、アジアやオセアニアからの生徒さんが31%となっています。

生徒さんのケアに定評があるレトワール ですが、2023年からの変更点いくつかアップデートを紹介したいと思います!

  1. certificatコース(5週間以上)は受講期間の最後に必ずDELFやTCFなどのテストが必須
    レトワール のコースは週単位での申し込みができ、最短だと1週間からの申し込みが可能です。5週間以上の受講の場合には自動的にcertificatコースとなり、授業の最後に必ずDELF /DALFやTCFの受験が必須となります。
    これにより、必ず留学を終えるタイミングで自分のフランス語力をしっかり形に残すことができるんですね!どのくらいフランス語が上達したのか、自分の今のフランス語力をしっかりと証明できます。
  2. 半年間でみっちりフランス語レベルのアップを目指すディプロムコースの開設
    ディプロムコースは9月スタートの6ヶ月のコース。入学のタイミングでA2-1レベルが必須となっています。(もし十分なレベルがない生徒さんの場合には1〜5週間早めに授業をスタートして十分なレベルになってから参加することができます)
    このコースでは、長期間に渡ってフランス語の勉強をレトワール で続け確実なフランス語力アップを目指すコースです。
    このコースを利用すれば、計算上、全くの初心者の方が大学入学に必要と言われるB2レベルまでを1年でクリアすることができます!
    お勧めは4月に入学をして、9月からディプロムコースで学び、3月にB2クリアするというスケジュール。特にフランスで大学進学等をするためにB2レベルの取得をしたい!という人にはこのスケジュールが理想です。※1
  3. フランスでの専門学校入学を目指すPrepaコースを開設
    フランスで料理や経営、デザイン等の専門的な勉強をするためにフランス語の勉強をしたいと考えている人に向けたコース。このコースは入学時にすでに語学学校を終えた後の専門学校との面接を行い、仮合格をもらった状態で状態で語学の勉強をしていく合計3年のコース。
    9月末または4月中旬のスタート時点でB1レベルを取得していることが条件なので、このスタートに合わせて留学をスタートしても良いと思います。
  4. ECTSの導入
    ECTSとは“European Credit Transfer and Accumulation System(ヨーロッパ単位互換評価制度)”の略で、ヨーロッパの単位制度です。

    ヨーロッパの様々な大学で使われている単位の単位ということ。ヨーロッパの多くの国々で同じ単位が用いられていて、このECTSが導入されている学校で受講した単位は自分の大学などの単位として認められるのです!

    日本の大学ではこのシステムを導入している学校はないかもしれませんが、現在ヨーロッパの大学などで勉強をしている生徒さんの中でフランスでフランス語を学びたい!と思っている生徒さんには興味深いシステムだと思います。
    さらに今後この学校にヨーロッパの生徒さんが多く在籍する可能性があるということでもあります。

  5. ディプロムコースの申込者限定でパリ15区の寮滞在の権利
    9月スタートの半年間のディプロムコースへお申し込みの生徒さんは15区にある学生寮Agefoへ優先的に入寮する権利があるそうです。(数に限りがあるので、早期のお申し込みが必須です)。
    授業(2023年9月17日〜2024年3月23日)と寮滞在費を込みで11830€(日本円で約177万円)という留学生パッケージが登場しています。
  6. 12週間以上の長期滞在をされる生徒さんはバカンスが取れます
    長期でフランス留学されている生徒さんの中にはせっかくフランスに長期滞在しているのだからゆっくり羽を伸ばしてヨーロッパ旅行をしたい、とか長期留学中に日本で予定があるので、2週間くらい帰国をしたいのだけど…という方も少なくありません。
    レトワールでは12週間につき1週間のバカンスが取得できる制度を設けているので、例えば36週間のコースを申し込みしている方なら滞在中に3週間、48週間の方でしたら4週間、まとめてでもバラバラに1週間ずつでも、バカンスを取る権利があります。(バカンス分、学校の終了が遅くなります)
    私立の学校だとクリスマスの2週間の休暇以外は長期の休暇がないのでこの制度は嬉しいですね。

※1 あくまで順調にレベルがステップアップできる方の場合の例で、学習進度によっては1年間で十分なレベルに達することができない方もいらっしゃるそうです

いかがでしたでしょうか。生徒さんのフォローが親身で人気のあるこちらの語学学校。気になる方はお気軽にお知らせ下さい。パリでの大学進学を目指す方、ワーホリ渡航をご検討中の方で現地での語学習得のための学校を探している方にもおすすめの学校ですよ。

L’ETOILE レトワール