モンペリエとパリに留学後、刺繍・アクセサリーデザイナーとして活躍

モンペリエとパリでアルバイトを体験帰国後は刺繍・アクセサリーデザイナーとして活躍

お名前T.N様
留学先パリ・モンペリエ
渡航目的ワーキングホリデー
渡航期間2017年2月~2018年2月

フランスでの1年のワーホリ滞在その後…

2018年2月にフランスから日本へ帰国をされた後の活動について教えてください。

フランスワーホリから帰国した私は、フランスでの思い出を自分なりにかたちにしたくて、ビーズやワイヤーを使ってオリジナルアクセサリーを作り、5月に地元福岡にあるアンティークショップで1ヵ月間展示販売をさせて頂きました。
留学を決意したきっかけは語学の習得でしたが、もともとものづくりが好きでいつかはそれを仕事にしたいと思っていたので「むこうでセンスを磨けるチャンスかもしれない」という想いも、出発前から密かにありました。ただ留学前は、日々目の前の仕事に追われていたし、「会社に雇われないで自分のしたいことを仕事にする(独立・起業)」ということにはどうしても抵抗があり、いまいち積極的に動くことができていませんでした。けれど、留学して長期的にフランスで生活する中で、そこに住む人々が良くも悪くも自分の好きなように生きている姿を目にして、私の中の考え方が大きく変わりました。
もちろん、フランスと日本は文化も人間性も大きく違うので一概に同じようにとはいきませんが、私には“周りを気にし過ぎず自分のしたいことをとことん楽しんでいる”ように見える彼らが、とても人間的かつシンプルでなんだか羨ましいなと感じました。
また、私の場合は期限のある留学だったことで、どんな些細なタイミングも「今を逃したら、この機会はもう一生巡ってこないかもしれない」という感覚が強くあったので、迷った時はあえて普段選ばない選択をしたり、勇気を振り絞って挑戦してみたり、周りの人たちに影響を受けながらその時その時の自分の新鮮な感情を優先して日々を過ごすようになりました。
その頃から「日本でも、やりたいことを後回しにしないように生きたい」と強く思うようになりました。
そして体験記にもありますが、留学先でまで過労で入院を経験した際に、結局どこで働いても同じようになってしまうのなら、そんな私にとって最善の働き方をこれから本気で見つけようと思いました。

最終的に、帰国後は就職ではなく、アルバイトをしながらアクセサリーの作品展を何度かさせてもらい、自分が本当はどうありたいか、どういう自分なら好きでいられるかを真剣に考えました。

2021年1月には福岡で作品展を予定されていますね!

はい、紆余曲折した中で、現在は刺繍という手段で自分の世界観を表現することがとても楽しく、2021年1月半ばに作品展を予定しています。刺繍で作品を作ろうと思いはじめたきっかけは、Instagram上で一方的に知った刺繍アーティストの夫婦が不定期で行っていたワークショップに、留学中に参加したことでした。
フランス人とスウェーデン人の夫婦である彼らとは、前以て用意した英語の手紙と覚えたての拙いフランス語でしかコミュニケーションの手段がなかったけれど、フランスに留学している日本人が隣国スペインまでわざわざワークショップに参加したことが印象に残ったのか、とてもよくしてくれて今でも手紙や小包を送る関係が続いています。
帰国直前にはスウェーデンにある彼らの家へも招いてもらい、片言のフランス語を必死で並べて夜中まで話をして、私も“いつか”ではなく早く彼らと同じ世界で生きたいと思いました。3年前に留学を決意していなければ、彼らと直接会うことなんてなかったし、独立する覚悟もきっとなかったと思います。
今後は、留学で得た気づきや経験を活かしつつ、自分の感性を表現し続けることを仕事にしていきたいです。そして次回は、仕事として渡仏するのが現在の目標です。

7étoiles 作品展
そしてみな 星屑となる

日程: 2021年1月16日 – 2月14日→福岡県の緊急事態宣言に伴い延期
時間: 11:00 – 18:00
場所: Botanical Clover
〒816-0912 福岡県大野城市御笠川6丁目3-5 (駐車場あり)
※水曜定休、土日月曜 在廊予定
夜空をテーマとしたアクセサリーや刺繍絵などが並びます
7étoilesインスタグラムアカウント→ _.7etoiles._

7étoilesさんのワーホリ体験記↓

モンペリエとパリの二都市ワーホリ滞在旅行もアルバイトも満喫!

まず最初にモンペリエに滞在されましたね!

はい、最初の3ヶ月はモンペリエのアクサンフランセでフランス語の勉強をしました。私の担当をしてくださった先生がすごくいい先生で、人見知り&引っ込み思案でなかなかフランス語がスラスラ出てこない私のこともしっかりと言葉がでるまでゆっくり待ってくれていたり、あなたの発言を待ってるわよ、聞いてるわよ、という姿勢で接してくれたのでこちらも頑張って話そう!という気持ちになれました。
校長先生のヴァージニー先生も色々気にかけてくれたり、会いに行くと喜んで迎えてくれたり、学校をやめる時にはいろんな先生方やスタッフの方からいつ戻ってくるの?と聞かれたり、アットホームな雰囲気がありました。学校が大きいので先生や生徒も多くてあたりはずれはあるのかもしれませんが、基本的に先生やスタッフはみんなが仲良くて先生たちが学校のSNSでいろいろな写真を挙げていたりするのも好印象ですし、学校をやめてもうすぐ1年経ちますが、まだ先生とメールのやり取りをしているってすごくないですか?

モンペリエでの滞在先は?

まず最初の1ヵ月目はホームステイ、そして2カ月目と3ヶ月目は学校手配のレジデンスに滞在していました。ここまでは渡航前に決めていたのですが、それ以降の滞在先は現地で知り合いのツテを使って貸し部屋や短期の一人暮らしアパートを見つけました。モンペリエには意外と日本人の方がたくさん暮らしていらして日本人ネットワークでいろいろと情報をいただけました。

モンペリエでアルバイトもされていましたね?

はい、貸し部屋の大家さんがすごく協力してくださって、モンペリエにあるサロンドテでアルバイトをすることになりました。フランス語もまだ慣れていないのに、いきなりフランス人のお店でサービスの仕事ということで心配をしていましたが、同僚たちはアジア人の子も多く、皆優しかったことやお客さんの層も比較的裕福な方たちが多かったので働きやすかったです。2週間くらいたってきたあたりから、フランス語での聞き取りも大体わかるようになったり、大体どういうことが聞かれるのかがわかってきたので仕事もしやすくなりました。

このお店で仕事をしている時、お客様からショップのカードがある?コーヒーはいくら?と質問をされ、フランス語がまだ慣れていなかったので聞き返したりしながらなんとかお客様にショップカードをお渡しし、コーヒーの値段を伝えたところ、お支払いの時この方から私の手に50サンチームのチップを握らされました。これはあなたへのチップだからね。と言われて、まだまだフランス語もおぼつかないけれど、頑張りが認められた気持ちですごくうれしかったです。

モンペリエ滞在中にたくさん旅行もされました!

はい、南仏の小さな村やミモザが綺麗な村、ラベンダー畑、エクサンプロバンスにニース、モナコ、エズ、バルセロナ、ドイツ、リヨンなどたくさん旅行をしました。
ニースではドーミトリーのトイレのドアが壊れてしまい閉じ込められるアクシデントや、7月15日のフランスワールドカップ決勝戦の日のフライトが試合の影響で遅延するというトラブルなどにも遭いつつ、一人旅行へも普通に行けるくらいまで慣れました。旅先のリヨンでは、街のカフェで出会ったフランス人とフランス語で会話ができていて、何気ない会話ですが30分弱もフランス語でコミュニケーションができていたことに自分でびっくりしました!私フランス語で話してる~!!と。笑

半年のモンペリエ滞在を経て8月~はパリへ。パリに来た時の印象は?

実はパリに到着して1週間くらい、怖くて暑くてほとんど外に出られませんでした。でも仕事の面接などで外出するようになり少しずつ慣れました。

フランスにいらしてからたくさんの方と出会われましたね!

日本では出会わないような国籍、年齢、職業の方たちともたくさんお会いしました。同じ日本人の方との出会いもたくさんありました。インスタを通して出会った方がいたり、フランスに来たことで本当に出会いの幅がすごく広がりました。モンペリエで出会っていまでも行き来をしている友人もできたり、スウェーデンのおうちに招待してくれるアーティストの方など、私の人生を豊かにしてくれるプレゼント!と感じています。

パリでのアルバイトはかわいらしいフランスのお菓子屋さんでした。

かわいらしいお店で、立地も良かったのですが、日本で接客を10数年してきた私にとっては満足行く接客ができない、お客様にもっといいサービスをしてあげたい、それなのにマンパワーが足りない!とか色々考えたり壁に当たったりすることが多く、体調を崩して入院してしまったこともありました。
でも、今考えるとこうしてパリで4ヵ月間仕事をすることができていたという事実や、一人で店番を任されていて何とか切り盛りできていたこと、1日の売り上げが2000€を超えてボスにすごく褒められたことなど、この仕事の経験がすごく自信につながりました。
フランスで仕事をする中でいかに自分が真面目すぎるのかということを再確認して、もう少し肩の力を抜いてリラックスして楽に働いてもいいんだな、と思えるようにもなりましたし、バイト2日目にして一人でいきなり店番を任せられた時にはどうしようかと泣きそうになりましたが、おかげでかなり度胸もついたかと思います。
このお店でもお客さんに「フランス語上手よ!」とかほめてもらえたりお客さんと冗談をフランス語で言い合えたことが嬉しかったですね。お客さん達が良い環境で働けたのが良かったと思います。

これからワーホリを考えている人へのメッセージ

ワーホリは本当によい経験が出来る、素晴らしい機会です。また、誰にでも出来ることではありません。私は覚悟ができるまでとても長い時間悩みましたが、今は決断して本当に良かったと思っています。人によっては勇気のいることですし、なにもかも全てが自己責任ですが、その分しっかりと自分に向き合い、自分には何が出来るのか・何をしたいのかを改めて実感できると思います。
たくさん感動して、いろんな人と出会って、様々な考え方があることを知って、ぜひ視野を広げてください。自分がとてもちっぽけで、でも唯一の存在だということに気付けると思います。

アフィニティを利用してよかったこと

私が初めにアフィニティの福岡オフィスを訪れた際、支店のスタッフの方がとてもフレンドリーで親身になって話を聞いてくださいました。ワーホリに対する不安要素がたくさんあった私は、お世話なることをなかなか決めきれず相談のために何度も支店へ足を運びましたが、その度に明るく迎えてくれてご自身の体験談を織り交ぜながらしっかりとカウンセリングしてくださり、不安要素を丁寧に解消してくれました。
また、渡航先でどうしたらいいか分からない時や困った時も現地のスタッフのレホアンさんがしっかりとサポートしてくださり、とても安心して1年間を過ごすことができました。日本とフランスの時差は結構大きいので、日本のエージェントさんとのやり取りですと問題解決に時間がかかることが多いですし、こちらも初めてのことなのでニュアンスを伝えるのが難しいです。しかしアフィニティでは、現地の環境を良く知るスタッフの方にリアルタイムで対応して頂けるので、問題解決がスムーズで全くストレスがありませんでした。
同じく留学でフランスに来た日本人に、アフィニティのスタッフの方の迅速な対応や心遣いを話すと、羨ましがられることがとても多かったです!滞在の、最後の最後までしっかりと見守ってくださり、応援してくださったことに心から感謝しています。