フランスに留学するためにはだいたいどのくらいの金額が掛かるのでしょうか?長期学生ビザを申請する際には、月あたり最低615ユーロの滞在費、ワーキングホリデービザの場合は1年間で3100ユーロを所有していることを証明する銀行等の残高証明が必要ですが、この金額を所有していればフランスで生活してゆけるとは限りません。ここでは実際にフランスへワーキングホリデーで滞在した方や、留学した人が渡航の際掛かった費用の一例を紹介します。
近藤由里香さんの場合
渡仏:2008年3月
渡仏目的:ワーキングホリデー
期間:11ヶ月
滞在都市:最初の3カ月モンペリエ、その後パリに8カ月
往復航空券代 | 行き:15万(エールフランス、関西→モンペリエ) 帰り:8万(フィンエア、パリ→関西) |
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海外旅行傷害保険料 | 14~15万円 |
パスポート申請 | もともと持っていたのでなし |
授業料 | 2640ユーロ(週220ユーロ×3か月) |
アパートが決まるまでのホテル滞在費 | 800ユーロ(短期アパート2週間分) |
滞在費アパート | 590ユーロ/月(パリ市内ワンルームタイプ) |
食費 | 300ユーロ/月(外食は高いのでほとんど自炊) |
通信費(携帯電話+インターネット) | 55ユーロ |
現地交通費 | 109ユーロ/月(NAVIGO) |
フランス滞在中に使った金額合計 | およそ200万円 |
フランスワーキングホリデービザ申請方法について
*ここで紹介している金額は2008年のものです。1ユーロ=約165円(2008年)
ワーキングホリデーで渡仏する方に注意していただきたいのが、語学力がないと仕事もなかなか見つからないということです。渡仏後すぐに仕事が見つかると思っても、慣れない海外での仕事探しは意外と時間が掛かります。また仕事内容も、語学力によって皿洗い程度の仕事しかできない場合も多く、せっかくのフランス滞在が不満足なものになってしまうことがないよう、現地では仕事をしなくても生活していける余裕をもってくることをおすすめします。また、地方ではさらに日本人が職に就くのは厳しくなることも留意して計画を立てるようにしましょう。